健康診断は病気の早期発見に有効ですが、実はそれ以外にも重要な役割があります。
犬種が同じであっても、各ワンちゃんによって健康な状態の指標が異なります。教科書では異常値となっていても、その子にとっては正常値であることもよくあります。生き物ですので、教科書通りにはいきません。そのため、若い頃から詳細な血液検査のデータを取得しておくことで、健康状態の指標を把握することができ、何かあった時にもすぐに対応することが可能になります。その子の基準値を知るため、健康診断のデータをしっかり残しておきましょう。年に2回の健康診断をおすすめしています。
わんちゃんは3~6月と10~11月に以下の健康診断がお安く受けられるキャンペーンを行っています。それ以外の時期も健康診断は受けられますのでご相談ください。内容は変更する可能性がありますので、詳細は当院にご確認ください。下記は2018年春の内容です。
フィラリア検査に加え、内臓の検査と肝臓機能を見る総胆汁検査を行う血液検査のみのコースです
春のキャンペーンコースに加え、貧血や免疫能力を調べる血液血球検査を行います。
春のあんしんコースに加え、甲状腺ホルモン検査、炎症検査、と糖尿病検査、身体検査を行います。皮膚が悪い子にもおすすめです。
対象:健康診断のいずれかのコースを受診した方限定のオプションです。
レントゲンと腹部超音波検査を行い、心臓や肺の状態、腫瘍や結石の有無などを調べることができます。大切なワンちゃんをしっかり検査したい方におすすめです。(体重により料金が変わります)
Aコース | Bコース | Cコース | Dコース | |
ウイルス・細菌感染の疑い | ー | ◯ | ◯ | ー |
貧血・多血症の疑い | ー | ◯ | ◯ | ー |
肝臓疾患の疑い | ◯ | ◯ | ◯ | ー |
腎臓疾患の疑い | ◯ | ◯ | ◯ | ー |
コレステロールの状態 | ◯ | ◯ | ◯ | ー |
血糖値の状態 | ◯ | ◯ | ◯ | ー |
膵臓機能の状態 | ◯ | ◯ | ◯ | ー |
炎症反応の検査 | ー | ー | ◯ | ー |
糖尿病の検査 | ー | ー | ◯ | ー |
甲状腺ホルモン異常の有無 | ー | ー | ◯ | ー |
内臓の超音波エコー診断 | ー | ー | ー | ◯ |
胸部のレントゲン診断 | ー | ー | ー | ◯ |
※フィラリア検査のみを行うことも可能です。
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